白色3WパワーLEDを携帯用ACアダプタの5Vで点灯する

LED電球って安いのでも1500円ぐらいする。寿命が長く、電気代が安いから長い目で見れば得だと言うけど、1000円以上すると買う気がしない。昔の電球型蛍光灯がそうだった。1000円切らないと買うのはいや。

秋月電子で白色3WパワーLEDが1個 ¥450で売っている。
必要なその他の部品は手持ちのものを流用して1000円以上かけずに、実用になるか試してみた。
写真下手くそですみません。If350mAでVf3.5V、連続最大電流700mA、
パルス(瞬間的と解釈できる)最大電流1000mA。

昔のパソコンのCPUか何かの放熱器に瞬間接着剤でランドをつけ、LEDと抵抗を取り付ける。LEDの裏にはシリコングリスをつける。抵抗は1.2Ωが4本直列で4.8Ω。この抵抗で600mAの電流が流れる(何か計算が合わないけど)。ところで電源は携帯電話のACアダプタだが、この中の線が曲者で普通に銅のより線と思ったら間違い。どう考えてもエナメル線のより線です。相当しつこく加熱しないと半田が載らないです。

ちょっと古い携帯電話のACアダプタ。5V700mA。噂では700mAで電流制限がかかるのでそのままLEDに直結してもいいように思うけど確かめていない。450円のLEDがすぐに壊れたら悲しいので、600mA程度しか流していない。電力で言えば2Wぐらいだろう。一応3WのLEDだからそのうち気が向いたらもっと流そうと思う。それから、トランジスタの定電流回路を提唱している僕が抵抗で電流制限するのはどういう事か。Vf3.5V、電源5Vでしょ。わずか1.5Vの差です。しかも電流がかなり大きい。やってみましたがトランジスタの電流制限はうまく動作しないです。抵抗で十分。もちろんACアダプタの電圧を4V程度まで下げれば抵抗食う電力が減って無駄がなくなる。そういう方法もあるようだがACアダプタを分解しないといけないので今回は見送った。そのうち気が向いたらやってみるのもいいと思う。
なお、600mA程度流していて、気温20℃ぐらいで、5cm×5cm×1cmぐらいの放熱器で人肌より少し暖かめの40℃ぐらいになる感じ。これは市販のLED電球より低い温度だと思うし、もう少し流しても問題ないと思う。

切れた電球のソケットの金具に半田付け。

角度を変えてもうワンショット。

トイレの電球の代わりにこれをつけました。それまでは40W電球相当の電球型蛍光灯でした。それが結構古いやつで、点けた直後はかなり暗く、1分ぐらいしてようやく本調子となるもの。LEDは、電球型蛍光灯のつけた直後より明るく、本調子の時より暗い。あいまいですが、トイレぐらいの狭い空間なら実用にならないことはないけどやや暗い感じがします。
最終更新:2011年02月15日 21:44