自作下手の横好き

下手くそでも、自分でできることなら自分でやりたい。
何か作りたい。
実験したい。
自分で直したい。
そういうことを常に考えている。
いわば素人丸出し恐い物知らずの自作派である。

思いつきでいろいろやって形になっているものもある。
中学のとき作ったアンプやプレーヤーはいまだ現役。
しかし、物としてではないが、紙切れやノートに書きとめたこと、撮った写真、頭の中に残っている経験がジャンク箱の中のようにごちゃごちゃと山積みされている。
そういうものを気軽に形にしておいて、しかも公開すれば、
いろいろとご意見もうかがえるかもしれないし、そうなればまた楽しみが広がるかと。
わざわざHTMLで書くのも面倒でなかなかできそうにないけど、こうやってブラウザから書けるのならある程度片手間にできそうかなと。
ブログのように時系列で並べるのではなくカテゴリーで分けられるのも良いかなと。

そんなふうに思って始める、おもに自分のためのメモです。
今このページをちょっと書いただけだけど、これは気軽にできそうな気がする。しかし、数十年間自分が一貫してやってきたことをメニューに書いたら、何かさびしいような気もする。過去にやった事は記録や写真が残っていないもんで、今現在公開できるのはこの程度しかない。(2011年1月現在で記事は27本)しかし、もしかして誰かが見てくれると思えばモチベーションも沸々と湧いてくるし、細かいことでもくだらないことでもぼちぼちとアップしていけば、それを飽きずに続けていければ、そのうちある程度内容のあるサイトになっていくかなと期待をしている。

よく、頭の中だけでいろいろ考えてあれこれ薀蓄を言うことがあるけど、そういうのは、よほど壮大でないと感動もないし意味がない。やりもしないのに、あーだ、こーだ言ってもただの戯言だ。実際やってみたらとんでもない見当違いのこともある。
それより、実際に自分が手にしたもの、目にしたもの、捨てられないもの、つまり結果が出てある程度再現性のあるものについてメモしておく。それらのもの達に僕は愛着を持っているし、残しておくのが良いと思う。

あるいは、結果として失敗に終わったものでも、どのようにして失敗したのかをきちんと残しておけば、何かのときに役立つかもしれない。「失敗は成功の元」であり、同じ失敗を繰り返さないために「こうすれば失敗する」見本を残しておけばいい。だいたい誰だって成功したことを書くわけで、それはもちろん貴重な資料だが、中には細かなところが抜けていて再現しにくいものがある。それは単なる自慢話でくそ面白くもない。それなら失敗談を書くほうが笑えるだけ良いだろう。エジソンは電球の発明に5000回くらい失敗したらしいが、彼は
「うまくいかない発見を5000回もできた。」
と言ったらしい。発明や発見に関して僕はエジソンの足元にも及ばないのは当たり前だが、失敗に対しての考え方は同じ。うまくいくのに越したことはないが、エジソンだって失敗したんだからと、まあ、失敗ばかりしている言い訳には都合が良い。うまくいくまであきらめなければ成功する。普通あきらめる。時間は無限に与えられていないので。

動機がこういう事だ。だから人のためになるように考えて書いているわけではない。つまり、何が言いたいかというと、ここに書いてあることを再現しようとされる方がもし居られたら、それはご自分の責任でやってくださるよう、お願いいたします。

とは言っても、僕は事実を間違いなく書くように努めている。もし間違いがあればそれをご教示いただければ幸いである。


最終更新:2013年05月22日 23:23