室内暖房用自作ロケットストーブ

YouTubeにUPしている製作動画を紹介します。

2015/02/08 に公開

2015年2月8日 実用化のため、防火対策をしました。また、消火砂による消火実験も行いました。

煙道火災対策としてステンレスの煙突にし、RocketMhjsさん考案の煙道火災警報器を取り付けました。センサーは横引き室内に1箇所、室外に1箇所、室外立ち上がり直後に1箇所合計3箇所に取り付け、パラレル接続しました。
煙道火災警報器と同じ仕組みの火災警報器をロケットストーブの上に設置しました。
消火用の乾燥砂を準備しました。
煙突を可燃物から15cm以上離しました。
ロケットストーブで煙道火災は起こらないというご意見もありました。確かにそうかも知れません。150時間程度、実験用に使用していたアルミダクトをはずし、内部をバーナーであぶりましたが燃えませんでした。

ロケットストーブマニアさんは下の動画やWEBページで、
ロケットストーブは、煙道火災が起こりにくいと説明されています。
https://youtu.be/VwXo_IDX-Vo
http://rocket-stove.info/enntotukasai/

しかし、RocketMhjsさん
http://livee3.blogspot.jp/
のように何千時間も運転していると煙道火災が起こり得ることは明白です。

「煙突火災、ロケットストーブにて実演」
https://www.youtube.com/watch?v=4ZQuO...
という動画を見ると煙道火災のすさまじさがわかります。
これは、タールや煤の付着した煙突をロケットストーブで燃やしたということで、ロケットストーブだから煙道火災が発生するということでは無いと思います。誤解の無いように注意しなければなりません。

しかし、いずれにせよ、火災に関しては大丈夫だろうといった楽観は禁物だと思います。もしも火災が起こったときに、まさかこんなことになるとは、とか想定外だったといった言い訳は通用しません。あらゆる悲観的な想定をしてその対策をするための労を惜しまないことが重要です。用心してし過ぎということは決してありません。

ロケットストーブと出会ってたった数ヶ月ですがロケットストーブが大好きになりました。
ロケットストーブを愛するユーザーの一人として、
「自作のロケットストーブが出火の原因でした」
ということだけは絶対にあってはならないと思うので、火災対策をしつこくやっていこうと思います。

I am a user loving rocket mass heater. Therefore I think that a fire must be never caused for a rocket mass heater. So I do fire measures well.

煙突の立て方は、ロケットストーブマニアさんの
「室内暖房で使えるDIYロケットストーブの煙突の設置編」
https://www.youtube.com/watch?v=mNWCz...
を真似しました。単管を支柱にして、それにステンレス煙突を針金でくくりつければとても簡単に丈夫な煙突が立てられました。


2015/02/11 に公開
このところの寒さで薪を燃やし尽くしてしまい、何か燃えるものはないかと物色していたところ、廃油が目に留まりました。排出したエンジンオイルや揚げ物で使い古したサラダ油や年越しの灯油やわけのわからない油が捨てるのに困って、ためられています。試しに燃やしてみたところ、よく燃えました。ポッド式の石油ファンヒーターみたいにポタポタと燃焼釜に廃油を送り込む仕組みを作れば実用化できるのではないかと思いました。またそのうちレポートします。


2015/02/15 に公開
廃油によるロケットストーブの燃焼実験
http://youtu.be/NrLTfMCOTEo
で、ロケットストーブの燃料を廃油にすることができそうな手ごたえを感じました。そこで、廃油を燃焼室まで自然に供給する仕組みを作ってみました。
4リットルのオイル缶を燃料タンクとし、シリコンチューブに自作のネジ式ピンチコックをつけて供給量を調整できるようにしました。
100均のステンレスマグカップの上部3cmに5mmの穴をたくさん開けて燃焼皿にしました。燃焼皿には綿の古タオルをつめて芯にしました。ステンレスの網やステンレスたわしでも試しましたが、綿の芯でないとうまく燃えませんでした。
吸気口は35度くらい開けています。上部の蓋は5mmほど開けています。
室内はクリーンです。排気に問題が無いか、煤は発生していないか、もう少しランニングテストをしてレポートしたいと思います。
追記
3時間ほど燃焼させましたが、蓋の内側に少し煤がついています。時々臭いがします。ウーン、やっぱり木の方がいい感じ。


2015/02/16 に公開
ロケットストーブ用の薪がなくなったので再び琵琶湖に流木を拾いに行きました。拾ってきた流木を電動チェーンソーで玉切し、仮枠作業用の安物の斧で薪にしました。いろいろコツがわかってきた頃にはほとんど終わりかけで、相当疲労困憊でした。
空振りしたり、柄に当てたり、かなり下手なのでお見苦しいですが、ちょっとしたコツや必要な道具など自分用のメモとしてupしました。
不器用にやっております。もっと良い方法などありましたらご教示ください。
最終更新:2016年09月20日 16:27