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24 その1

最終更新:

hiroki2008

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朝倉「お風呂わいたわよー」
長門「まだ・・・いい」
朝倉「今日は体育の授業で汗かいたでしょ。先に入りなさい?」
長門「このテレビが終わってから・・・」
喜緑「じゃあわたくしが先に呼ばれますわ」
朝倉「じゃ、わたしと一緒にはいろっか(ウフッ」
喜緑「あら、たまにはいいですわね」

長門「・・・入る」
朝倉「じゃあわたしと」
喜緑「さすがに三人は無理ですわね。入ってらっしゃい」



朝倉「ちょ・・・ちょっと!喜緑さん!」
喜緑「どうしたの朝倉さん素っ裸ではしたない!」
朝倉「そんなことはどうでもいいのよ!」
喜緑「ほらバスタオル。落ち着いて話して。どうしたんですの?」
朝倉「長 門 さ ん に は オ ヘ ソ が な い の よ」
喜緑「あら、わたしにもありませんわ」

呆然とする朝倉

喜緑「ヘソなんて無用の長物。
    わたしたちを作るとき、情報統合思念体が必要ないと判断したんですわ」
長門「・・・ヘソが欲しい」
喜緑「マジックで描いてあげますね」
長門「・・・ありがとう。なるべくかわいく頼む」

朝倉「なんか・・・すごく・・・ちがう」



喜緑「長門さん、こっちの和室、入っていいかしら」
長門「いい」
喜緑「あら、ずいぶんたくさん集めたわね。
   SFに哲学書に医学書、電子技術、情報工学・・・こっちのは黒魔術書?
   これ、全部読んだの?」
長門「そう・・・わたしのコレクション(///)」

朝倉「わたしにも自慢のコレクションがあるのよね」
喜緑「ぜひ見せていただきたいですわ。アーミーナイフかしら?」
朝倉「それは実務用途。わたしのコレクションは・・・これよ!」


喜緑「ミニカーを武器に使うなんて・・・想像を絶しますわ(ププッ」
朝倉「せっかく気に入って集めたのに(グス」

長門。oO(あれは怖かった・・・)





長門「・・・あなたの番」
朝倉「負けたほうが晩ご飯作るんだったわね」
長門「・・・最後の2枚」
朝倉「じゃあ・・・こっち」
長門「ウ・・・ウフフフ」
朝倉「あなた今、空間移動使ったでしょ!」
長門「・・・なんのこと」
朝倉「とぼけてもダメ!カードの位相がズレてるから分かるわよ」



朝倉「はい、長門さんの番よ」
長門「負けたプレイヤーが夕飯を作成する」
朝倉「最後の2枚よ、どっち?」
長門「・・・こっちを選択」
朝倉「キャッホー!」
長門「今のは・・・空間移動を使った可能性が高い」
朝倉「さあてね(ふふっ」
長門「・・・韜晦しても事実は変わらない」



長門「・・・次は、あなた」
朝倉「負けたほうが晩ご飯作るのよね」
長門「・・・ラスト、2枚」
朝倉「じゃあ・・・こっちね」
長門「・・・フフフ」
朝倉「あなた今、空間移動使ったんじゃないの?!」
長門「・・・なにを言っているのか理解不能」
朝倉「とぼけてもダメ!カードの周りにニュートリノが漏れてるから分かるわよ」



長門「・・・さっき同じこと言った気がする」
朝倉「喜緑さん!面白がって時間をまき戻すのやめて!」

口のはしで笑う喜緑さん
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