nomad

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hiroki2008

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長門「(ゴゴゴゴゴ)」
朝倉「長門さん、どうしたの?」
喜緑「今日は珍しく機嫌悪いみたいですわ」

朝倉「ケーキ買ってきたわ。一緒に食べましょうよ」
長門「(ゴゴゴゴゴ)」

朝倉「時をかける少女のDVD借りてきたわ。見ない?」
長門「(ゴゴゴゴゴ)」

朝倉「長門さん、カレシから電話よ・・・なんかかなり謝ってるみたい」
長門「(ゴ・・・)」

喜緑・朝倉「・・・あれが原因か(汗」

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朝倉「長門さん、進学はどうするの?」
長門「・・・思案中」
朝倉「部長氏と同じ大学受ければいいんじゃない?」
長門「わたしの仕事は涼宮ハルヒの監視。
   任務遂行のためには涼宮ハルヒと同じ大学に進学しなければならない」
朝倉「それもそうねえ」
長門「だが部長氏のそばにいたい(///)」
朝倉「長門さん、愛に生きなさいよ。涼宮ハルヒはわたしと喜緑さんでなんとかするから」
長門「それは推奨できない。SOS団にはわたしが必要」
朝倉「義務感の強い子ねぇ。涼宮ハルヒに爪の垢煎じて飲ませたいくらいだわ」

喜緑「 情 報 操 作 (フフッ」
朝倉・長門 。oO(その手があったか)

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朝倉「長門さん、浮かない顔ね。どうしたの?」
長門「部長氏に涼宮ハルヒと同じ国立大学を受けるよう説得した」
朝倉「じゃあ問題ないじゃないの」
長門「部長氏を騙して受験合否を情報操作するのは・・・気がとがめる」
朝倉「良心の呵責を感じるわけね。ヒューマノイドインターフェイスにしては珍しいことだわ」
喜緑「ジレンマを感じるのは経験値アップにいいことですわ」
朝倉「喜緑さん、まるで他人事ね」
喜緑「わたしはいつでもラブラブですから。愛のためなら情報操作でもなんでもやりますわ」
朝倉「あらあら、ごちそうさま」。oO(ケッほざきやがれ#)

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長門「部長氏にすべてを話す」
朝倉「すべてって?」
長門「わたしたちの正体。その上で情報操作の承諾を得る」
朝倉「まさか涼宮ハルヒの正体も?」
喜緑「それは禁則事項に抵触しますわ」
朝倉「そうよね。もし涼宮ハルヒの耳に入ることになったりしたら修復不可能な大惨事になるわ」
長門「これ以上人を欺いて生きていくのはいやだお(´;ω;`)」

喜緑・朝倉「うーん・・・困った子だわ(^^;)」

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長門「部長氏に話した・・・」
朝倉「反応はどうだった?」
長門「かなり動揺した様子」
朝倉「そう・・・。でも好きでいてくれてるんでしょ?」
長門「・・・分からない。考えさせてほしいと言っていた(涙」
朝倉「あらあら(ヨシヨシ)困ったわねぇ。
   喜緑さんは会長さんに打ち明けたりしないのかしら?」
喜緑「わたしは彼との距離はこのままで満足ですわ。
   穏健派は現状維持がモットーですから(ウフッ」
朝倉。oO(そこで派閥を持ち出すか)

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朝倉「長門さん。最悪の場合、部長氏の記憶を改竄しなくてはならないわね」
長門「・・・分かっている」
喜緑「かわいそうに。そうなれば元の関係は維持できませんよね」
長門「覚悟はできている」

朝倉「上からお達しが。
   情報統合思念体が情報漏洩に懸念しているわ」
喜緑「それ、シャレですの?(プッ」
朝倉「やかましい#」

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朝倉「長門さんが読書してるところ、久しぶりに見るわね。
   なに読んでるの?」
長門「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」
朝倉「・・・おくゆかしいわ(涙」

喜緑。oO(ダッチワイフ電気ウナギかと思った(汗)

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朝倉「あら、お客様よ。部長氏が見えたわ。長門さん、どうする?」
長門「い・・・今はだめ」
朝倉「せっかく来てくれたんだから話だけでもしたら?」
長門「分かった。二人とも、ここにいてほしい」
喜緑「わたしはかまいませんが」
朝倉「大丈夫よ。いざというときはわたしがついてるわ」
喜緑「朝倉さん、ナイフはしまいなさいね」

部長氏「有希くん!こないだは動揺したりしてすまなかった。
    キミがなにに生まれついてようと僕の愛は変わらないよ!」
朝倉・喜緑「ぶわあああ(´;ω;`)」

長門。oO(あんたらが泣いてどうすんの)

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朝倉「一大事よ。わたしたちがアンドロイドだって学校中の噂になってるわ」
喜緑「なんですって!?誰がそんなことを広めたの?」
朝倉「あの、長門さん。聞きづらいんだけど、」
長門「・・・分かっている。コンピ研の部員から広がった模様」
喜緑「学外に広まらないうちに情報操作しなくてはなりません」
朝倉「そうね。SOS団はともかく、噂を知る教師生徒全員の記憶を改竄する必要があるわ」

喜緑「長門さん。これはあなたの進退にかかわる問題になりそうですわ」
朝倉「上から部長氏の記憶を改竄するよう指示されたわ」
長門「わたしがやる。わたしと過ごした記憶も抹消する」
喜緑「・・・本当にそれでいいの?」
長門「これはわたしの責任」

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長門「すべて・・・終わった」
朝倉「部長氏とは別れちゃったの?」
長門「部長氏は記憶の改竄に同意した。
   わたしに関する記憶はすべて抹消」
朝倉「これでよかったの?」
長門「問題ない・・・問題ないはず(涙」
朝倉「いいわ。泣いちゃいなさい。誰もとがめはしないから」
喜緑「ごめんね。わたしが止めればよかったのに」

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長門「エラーが蓄積している」
朝倉「かわいそうに・・・。今日は欠席したら?担任には伝えといてあげる」
喜緑「それがいいわ。ゆっくり休みなさい」
長門「それはできない・・・わたしが休むとSOS団が不穏になる」
朝倉「あんなどうでもいい集団、ほっとけばいいのに」

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朝倉「長門さん、頭痛いの?大丈夫?」
長門「告られた・・・」
朝倉・喜緑「ええっ!?今度は誰?」
長門「部長氏・・・」
朝倉「記憶は抹消したはずじゃ!?」
長門「以前の記憶は残っていない」
喜緑「長門さん、よかったね。もう、ありのままでいいじゃないの。ねえ」
長門「(´;ω;`)エッエッ」

涙が止まらない二人
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