SS:ヒオ、覚悟の時間

独りの犬耳つけた秘書官兼メードがたたずむ。
彼女は、目を閉じてじっとしている。

許さない、許してなるものか。
人の幸せを奪って、自分が幸せになろうなど。
そんなことが許されていいはずがない。

しかし、GJだって、幸せになる権利はあるはずだ。
だから、アタシは思った。GJをぶっ潰すのは、これは、これは悪の行為だ。
いいでしょう。悪になってやる。
自分が守りたいもののためなら悪にもなってやる。

馬鹿野郎達をぶっ飛ばし、言い聞かせてやる。
もっと他の方法があるはずだ。と

ここでアタシにとって大事なものは、カイエさんが思いを遂げること。
それをするためには悪になってやる。

先日、カイエさんのインタビューに同席した。
バルクにとけまくって、ふにゃふにゃ状態だったが、
彼女の決意はとてもよく伝わった。
彼女の力になりたい。そう思った。
だからアタシはここにいる。

目を開く。このときがアタシの覚悟の時間。
父に教わった。敵は何が何でも排除せよ。
失った代償をかならず勝ち取れと。
それが悪を行使するものの戦い方だと。
気持ちを戦闘に切り替える。自分は悪だと。
「さあ来い、大馬鹿者達。アタシが相手だ!」
「覚悟はいいか。」
「アタシの覚悟を超えることができるなければここを通ることはできない。」
「さあ、示してもらおうか。アンタ達の覚悟を。」
「アタシより覚悟が低いならおあがりなさい。」
機械のような冷たい笑みで
「アタシの拳を。どうぞ。」

作戦:
  • ジャンル(?)がメードと秘書官であることを駆使し、見た目にあっけに取られているところを悪らしくぶっ潰す。
  • 常に接近攻撃で誰かの死角へ死角へ入るよう行動する。
  • 接近攻撃なので相手は同士討ちを避けて攻撃しにくい
  • 接近攻撃でも素手による攻撃を行い、相手に有利な間合いを取らせない。
  • ブレイク(敵から離れる)したいときは、眼前の敵をつかんで投げ技に持ち込む。投げをもって、突破口を開く。
  • I=D相手のときは足に負担がかかりやすいように高速で死角に移動。
  • I=D相手のときは足を重点的にねらい、ワイヤーや配線を常に意識して攻撃
  • 通信機を使用し、友軍に射撃依頼をだす。そのとき、射撃しやすいポイントに敵を誘導するように動く。
最終更新:2007年07月29日 23:17