メック用武器の紹介等

メック戦用スキルは人間戦用スキルに比べ、複数種類上げることのメリットが大きい。
白兵武器による白兵武器同士のパリイ。小火器によるミサイルの迎撃。格闘技による盾防御と
それぞれの攻撃スキルは防御手段としても機能するようになっているため。
唯一攻撃能力だけなのがメック重火器なのだが、メック重火器はその分飛び抜けて攻撃力が高い。

メック操縦での回避判定一回きりでは、その一回のスキルロールのダイス目次第で即爆破される、と
例えば重火器専門の@であっても白兵戦以外の全部を持っていたりする。
特別なこだわりが無ければ、
メック戦スキルはメイン攻撃用と防御兼用サブとの二種類以上を覚えることをお勧めしたい。




メック白兵戦

あえて火中に潜り込まなければならないメック白兵攻撃は、一見命知らず達のお遊びのように見える。
実際その通りである。
というのは半分冗談で、
メック白兵攻撃は攻防併せ持った、実のところ理にかなった攻撃手段なのである。

第一に、ほとんどの重小火器は隣接する対象への攻撃に向かない。
相手が近距離用武装を持たない場合、一度接近してしまえば、
射程ぎりぎりの距離まで離れているよりもさらに高い回避を実現できるのだ。
さらに言えば、強力なBLAST攻撃をも封じることができる。
さすがの敵AIも同士討ちや自分を巻き込む攻撃はできない。いくつかの機体の危険な武装がこれで無効化できる。
第二に、白兵攻撃は複数回打撃の発生し得る、見た目のDC以上に強力な攻撃である。
たった一回当てるだけで2回3回攻撃4桁前後ダメージなどザラにある。
そのくせ急所狙いスキルが適用されるため、急所狙いが高ければ
DCは底上げされるわクリティカルは頻発するわで大変なことになる。とにかく強い

ただもちろん、一対*多*の戦いで白兵武器をのみ頼りに一機ずつ仕留めていくのは危険も大きい。
どうしたってラッキーヒットは発生するし、そうでなくとも回避のためのスタミナはいずれ切れる。
メック白兵武器を使うのであれば、できれば隠密(同時に察知もなければ敵も見えない)とスモークランチャーを有効活用したい。
そして基本的にどんなメックでも、それこそヘリにも戦車にも、白兵武器は装備できるものだが
何よりもまずMV、次いで旋回性能を重視することをお勧めしたい。
MVは白兵攻撃の命中にその数値のままペナルティとしてかかる。旋回性能でのアドバンテージもまた接近戦での生死に関わる。
ちなみに旋回が最も速いのはZoanoid、ついでZoanoid以外の歩行である。旋回は機体が軽いほど速くなる。

ピックアクス

装備しているメック Wolfram

下位メック武装にしては大きなDCを持ち、序盤のメックでこれに耐えられる機体はあまりない。
さらには下手なメック白兵兵器より高いACCだったりと、どう見ても工事用ではないツルハシのようなもの。
メック白兵武器をメインに進めるつもりの初期スキルであれば、
硬いGroundhugger系に対して頼もしい活躍を見せてくれるだろう。
かなり重たいがそれに見合った価値はある(しばらくの間は)

ビームウィップ

装備しているメック Alba

脅威のSPDを持つエネルギー兵器。FLAILだからブロックされない。エネルギー兵器だから貫通も+2。強い。
しかし調子に乗って連発しているとOverloadという墓穴を掘る。注意されたし
類似品にLuna2のCrescentサーベルというのもあるが、こちらはFLAILが無い分実効威力は落ちる。
メック白兵メインで進めるなら、どちらかでも良いのでなるべく早く手に入れたい。

トライデント

装備しているメック Jos

投げて使える珍しいメック用白兵武器その一。ACCもSPDもなかなかあって非常に使い勝手が良い。
トライデントばかり全身に装備してひたすら投げまくるだけでも結構戦える。
そんなネタメックも思わず作ってしまうような良武器

ビームカッター

装備しているメック Jos(インストールされているため本体の入手が必要)

INTERCEPTのついた珍しいメック用白兵武器。武器としての性能はほとんど無い。
小火器スキルは無いがINTERCEPTで少しでもミサイル系の回避率を上げたい、という稀な要求のための一品。

シールド・ブレード

装備しているメック Reaper Savin

投げて使えるメック用白兵武器その二。初期状態はC3シールドにくっついている。
トライデントよりも威力は落ちるが、エネルギー兵器なので貫通が高い。
とはいえSavinが現れるような段階ではやや力不足。
だがしかし、
攻撃力は小さくとも、達人の手にかかれば接近戦特に格闘戦において非常に有効な武器となり得る。
接敵直前に一撃投げつけてやることで敵白兵武器のパリイを誘い、
接触後のその白兵武器による反撃と防御の二つを封じるという使い方があるのだ。
その用途のために軽く投げられるこのシールド・ブレードはうってつけなのである。
とあるメック格闘戦の達人@が、この方法でもってノヴァ・サイズによる致命的パリイを防いだという逸話がある。

イオン・サーベル

装備しているメック Fortress Savin

実体武器の中ではある意味最強。ARMORPIERCINGに加えOVERLOADを特殊効果として持つ恐ろしい武器。
電子戦スキルが高ければ自分で使えないこともないが、恐らく敵がOverloadする前に切り倒してしまう。
怖いのは敵に使われた時である。FortressSavinは懐に入ったからといって油断してはいけない。
それにしても自称近距離突撃用のDragonSavinの武器がこれの劣化版なのはどういうことだろう

ノヴァ・サイズ

装備しているメック Reaper Savin

エネルギー兵器でその上ARMORPIERCINGだから貫通合計+4。そしてDCはメック用白兵武器最強。
さらにそのDC分の極めて大きなOverload値という致命的弱点も持つ、まさに死の大鎌。
Ovaknightをこの鎌専用に改造するなど、使うためには工夫が必要。

中性子ウィップ

シーフギルド昇進ボーナス

ただでさえ強いビームウィップをさらに強化したとんでもない白兵武器。
これで試作品というのだから恐ろしい。完成形が量産されれば白兵メックだらけになること間違いない。
紹介が遅れたがこの武器の性能は
ビームウィップのDCを上げて、SPDも上げて、Extendまで付けちゃって、おまけにOverloadも加えたもの。
DCが底上げされている分自機Overloadまでの許容範囲は若干狭まったが、
特にExtendがそれを補って余りある使いやすさを提供してくれる。敵機Overloadは実感する前に敵が沈んでいる
メック白兵に生きる@ならば、この武器のために悪の道を行くのも止むなしだろう

ゴールデン・アックス

装備しているメック Gradius(Robot Warriorsの優勝景品)

投げて使えるメック用白兵武器最終型。
DC実に20。エネルギー白兵武器だから貫通高い。無造作にHAYWIRE効果までついた恐るべき白兵武器
なのだが、そのDCでよりにもよってエネルギー白兵武器。Armorpiercingの実体武器にして欲しかった
HAYWIREについてとりあえず解説しておくと、電子戦スキルによる抵抗に失敗した相手を混乱させる効果
混乱というのはあっちこっちふらふら動き回ること。
こちらに射角が向きにくくなることはもちろん、旋回中という隙だらけになるのでかなり強烈。自分がかかると非常に危険
そんな恐ろしい効果をメック白兵武器で持つのはこの武器だけなのだが
しかしエネルギー白兵。
ちょっと調子に乗っただけで自分の機体がゴールデンに白熱することだろう。何よりも使い手の明晰さが求められる武器である


メック小火器

チュートリアルを受けるにしても、銀行強盗でもしようかなどと悪い冗談を言ってみるにしても
あるいは不運の有名人のクイズに答えるにしても、とにかく最初のメックが持つ主力武器は小火器である。
このスキルを避けて通るには砂漠にまで遠回りしなければならない。

名前の通り、基本的にどの小火器も攻撃力は小さい。一機破壊するのにも一発二発ではまるで足りないだろう。
しかしかわりに、ほとんどの小火器はSPDが高い。BVの高いものも多い。命中も高い。要するに塵も積もれば何とかの精神で成り立つ武器なのだ
したがって決してDCだけ見て侮ってはいけない。(と言っても実際には塵どころでないDCの小火器の方が多いのだが)
終盤手に入る小火器には超長距離から強力な一発を撃ちこんだり、一撃で全壊させたりという例外もあるが
そこまでいかなくとも、初期武器の時点から、十分メイン火力として成り立つ武器は多いので安心して欲しい。

メック操縦と同じ反応能力値からボーナスを得るため、反応重視の@にとっては攻撃防御両立させられるのも嬉しい。

さらに付け加えると
実際のところどんな@にとってもメック小火器スキルは有用なのである。初期メックのために取ったとしても無駄にはならない。
なぜならミサイル系攻撃を迎撃する武器のほぼ全てが小火器に属するから。
終盤嵐のような敵集団からの攻撃を経験すれば、小火器スキルと迎撃火器によるインターセプトは是非とも欲しくなるだろう。
メック乗りならば伸ばしておいてまず損の無い武器スキルと言える。

レーザー砲

装備しているメック Corsairなど 販売価格$66150

GearHead世界でのあらゆるメック兵器の基本とも言える武器。チュートリアルで入手するCorsairが初期装備として持つ。
実は非常に性能の良い武器なのだが、多くの初心者はそれを知る前にCorsairごと失う。
最大射程でのバリエーションがいくつかあり、Excelには72、Harpyには実に96ものレーザーが載まれている。
しかし射程が短いからこそ近距離の敵に有効という面もあるので、(攻撃を参照のこと)
Corsairの60よりHarpyの96が優れているとは一概には言えない。
※とは言ってもHapyのものは1.5tと圧倒的な軽さを誇るので、用途差を考えなければやはり最も優れていると言って差し支えないように思える。


Shaka キャノン

装備しているメック BuruBuru ほか

とりあえずクエストやらアリーナやらでBuruBuruを撃破したら何となく手に入っている小火器。
性能的にはややダウンスケールした実弾型レーザー砲とでも言うべき実に無難な武器。
DC9×10はそれなりに頼りになり、いくつか予備をストックしておくと序盤のメックロストにも対応しやすくなる。


ストーム・ピストル

装備しているメック NovaStorm BuruBuru

一発のダメージはDC5x10というやや頼りないものだが、BV5なので狙撃しなければ一回で5発撃てる。
序盤で手に入る可能性のある高BV武器であり、かつ軽量な武器なので重宝することもあるだろう。
念のためBVの説明をしておくと、発射された複数の弾がそれぞれどこに命中するかは個別に判定される。
どこか一箇所に集中することもあるかもしれないが、おおむね全身に分散する。
そのため全身くまなく追加装甲で覆われているような相手の場合、
高BVだが一発の軽い武器では破壊・無力化まで時間がかかってしまう。
そのことを知った上で、敵に応じて他の武器と使い分けることができれば中盤でも有用なサブウェポンになる。

AC-6 大型オートキャノン

基本販売価格$21500

店売り限定武器。ストームピストルの実弾版と言った性能で、DC6x10 BV4、SPDは1だが実弾武器なので実際は同じ感覚で撃てる。
メック武器としては安価なので序盤でも売っていれば買えるかもしれない、重量も1.5tと軽量なのもよろしい。
ちなみにDC6の弾倉には色々と種類が有るが、全てこの武器の為にあると言っても過言では無い、と言うのも実はこの武器銃身の重量がなんと0。
そんな訳で序盤から重量0の幽霊武器になってみたり、0.5tの重量から恐ろしい追加効果の弾薬を4連射してみたりする鬼畜兵器。
Claymoreも同名かつほぼ同性能の武器を装備しているが、こちらは結構な重量があるので混同に注意。

AC-10 超大型オートキャノン

基本販売価格&47025

店売り限定武器。DC10x10と小火器上限威力の弾を4発ぶちかます名前通りのとてもわかりやすい武器。
その割に重量3.5tと軽く射程も84と長いがSPDは相変らず1。序盤に買うには少々勇気が要るがそれでもメックを買うよりは安く上がる。
同じく高火力型の小火器であるRG-8レールガンとバルカン砲がライバルとなるので、遅いSPDを如何にフォローするかが鍵となる。

ガトリング・レーザー

装備しているメック Queztal(インストールされているため下部砲塔の入手が必要)

ストーム・ピストルから一発のダメージを1DC下げ、その上BVを1減らした色々な意味で軽いビーム兵器。
そのかわり射程がぐんと伸びていて結構な距離から軽快に撃ちまくれる。SPDは迎撃武器かと思うほど高い。
見方によってはストーム・ピストルよりも優れた火器だが、しかし、肝心の序中盤にあっては入手困難である。
快感に浸れるのは戦場のハイエナか、あるいはヘリパイロットを目指す奇特な@ぐらいだろう

Starburst ライフル

装備しているメック Luna2

レーザー砲の威力を下げる代わりに命中と射程を延ばしたもの。
小火器での先制ヘッドショットにうってつけの一品。低火力も装甲の薄い頭になら十分通用する。
またその命中精度の高さから、低い戦闘スキルではなかなか当てにくい相手(高速移動中のVadelとか)にも役立つ。
レーザー砲と合わせて長く使うことになるかもしれないビーム兵器。

PAR-6 大型粒子砲

装備しているメック Neko 販売価格$72900

DC6x10単発と、火力に関して不満はあるが、貴重なメック小火器のANTIAIR武器。
射程はちょうどStarburstライフル並にあり、地対空命中精度ではStarburstライフルさえも凌駕する。
DCの低さを差し引いても愛好者を生むぐらいに優秀な小火器である。
ちなみにOverload効果のついた数少ない小火器の一つでもある。
しかしDCの低さからこちらの効果を実感する機会はあまり無い。相手に与えるOverload値は武器DCが大きく関わるため。

大型バルカン砲

装備しているメック Jos(胴体装甲にインストール)

DC5x10の弾を一度に8発もぶちまける小火器。単純に考えてストーム・ピストルの倍近く攻撃力があるということ。
Josの大型バルカンは類似のバルカン砲種の中では最大射程60と、頭一つ分以上使い勝手が良い。
ライバルは出現時期も同じぐらいのZetaDaumが所持するRG-8レールガン。
BVをとるか、一撃のDCをとるかという問題になるが、射程の面でRG-8レールガンに軍配が上がるだろうか。
だがこの大型バルカン、最終盤に現れるOvaknightの武装から弾倉を貰い受けることによって、
後に主役級小火器として復活するのである。

RG-8レールガン

装備しているメック ZetaDaum 販売価格47850$

8x10の高めのDCにBV5、100ものammoと、中盤からの主力として申し分のない性能を持つ。最大射程は72
狙い撃ちには向かないものの、一回の射撃でStarburstライフルを超える威力の弾を五発も撃ち込めるのは単純に強い。
小火器をメインに戦うのならブレイカーキャノンまでの繋ぎとして入手しておきたい

PSH-8フェイズ砲

装備しているメック Radcliff(インストールされているため腕の入手が必要) 販売価格$126,000

DC8x10そしてARMORPIERCINGと、これだけ見ても小火器の中では強力な部類なのだが、
最大射程なんと144という何か間違えたとしか思えない性能を誇るとんでも兵器。
小火器なのに遠く離れてヘッドショットに勤しむのが有効な戦法になる。近づいたら逆に弱い。なんだこの小火器
ただしSPDはレーザー砲ほどには無いので、連射したい場合はいくつも装備する必要がある。
超長距離戦にも重火器ではなく小火器スキルを使いたい時には、この武器が手に入るまで待つしかない。

大型フェイズ砲(Chimentero)

装備しているメック Chimentero

攻撃力だけ見ればBVが1増えたRG-8レールガンという、小火器としてはほぼ最強の部類。
ビーム兵器なので弾切れの心配は無い。また重量も2.0tとこちらも優秀。
ただしSPDが1しかないので、メイン武器として使うには数を揃えなければならず
どこで妥協するかにもよるがレーザー砲並の連射を求めるなら結局6tは必要になる。
しかしSPDと重量の問題は、中軽量メックでもなければメイン武器として使う場合でもそれほど大きくはない。
この武器最大の注意点はその高BVからくる小火器最高のOverload値である。
強力ではあるが、二門程度でサブ武器として使うChimenteroのような運用が無難なのかもしれない。
ちなみに同名の武器が店頭販売($168,750)されている事も有るが、これは完全に別物なので要注意。

ブレイカー・キャノン

装備しているメック Zero Savin

DC10x10、ARMORPIERCING HYPER。小火器最強攻撃力。以上説明終わり。
一応HYPERの説明をしておくと、全身のパーツに武器威力そのままのダメージを与える特殊効果。
例えばOvaknightが相手なら、一発当てるだけで頭・胴体・両手・脚六本全てにDC10x10で攻撃したことになる。
問題点があるとすればこのHYPERのおかげで敵パーツが回収できなくなること。全身粉々にしてしまうため。

パルスレーザー

装備しているメック Excel(インストールされているため左腕の入手が必要)

INTERCEPT武器。BV3だがSPD6、ACCも1と迎撃性能ならピカイチ。攻撃用と思ってはいけない。
ついでにINTERCEPTの説明をしておくと、端的に言えば敵からのミサイル攻撃を撃ち落して回避する特殊効果。
判定にはINTERCEPT武器に対応したスキルを用いる。このパルスレーザー含めほとんどは小火器。例外は既に紹介した。
つまりINTERCEPT武器があれば、回避スキルに加えて小火器スキルも用いてミサイルを回避することが可能になる。
回避スキルで回避できなかった場合に迎撃回避判定が発生し、その分だけ回避可能性が高まる。
迎撃の成功率はINTERCEPT武器が命中しやすいほど上がる。ACCやBVはそのまま迎撃成功率に直結するということ。
INTERCEPTはINTERCEPT武器が使用可能の時に限り発動する。発動すればSPDに応じた時間使用不能になる。
そのためSPDは迎撃頻度に影響する。INTERCEPT武器を攻撃に使うとその間迎撃ができなくなる。
Excelのパルスレーザーが特に優れたINTERCEPT武器なのは、これらの性能に加えたった0.5tしかないため。
攻撃力だけ見て捨ててはいけない。
ちなみにHarpyも同名の迎撃武器を頭にインストールしているのだが、こちらはスナイパー@の最終兵器なので運用方針が違う。



メック重火器

DC11以上、もしくはミサイル・ロケット系のメック武器がここに分類される。
DCで分類されているため、元々攻撃力は小火器よりもはっきり高い。
そして大口径砲や大型ロケットなどは射程もそのへんの小火器とはまるで比べ物にならないし、
広範囲を破壊するBLAST系武器という小火器には真似できない攻撃手段も備える。

じゃあ重火器だけでいいじゃんと思ったそこの@君
残念ながらその考えは正しい。

しかし
メック重火器が必要とする能力値は「感覚」なのである。
メック操縦とメック小火器(迎撃)とメック白兵戦の反応、メック格闘技(盾防御)の速度、急所狙いと電子戦(ECM)の工作
攻防一体の能力値の中、唯一防御力とは無縁の能力が関わる武器種なのだ。
重火器専門感覚重視@は、その他の@以上にあらゆる手段でもって防御策を講じなければならない。

というのも、メック重火器の高DC実弾火器には*誘爆*というリスクが常に付きまとうからである。
とある(恐らく歴戦の)@の言葉として、ミサイル未使用のPetrachのポッドに一発当ててみれば一瞬でわかる
というものがある。実際に当ててみよう。700ほどのダメージを受けながら爆裂するPetrachが拝めただろう。
(その@が言うには、誘爆危険性のある火器は砲架に載せるべきで、一番危険なのは装甲に搭載することだという)

いかに強力なメック重火器といえども、そうして自分の機体の中で大爆発したり、Overload値をがんがん上げたり、
あるいは単純に重すぎてMVに響いたり、SPDが低すぎたり、そんなリスク・欠点がどこかしらに存在する。
メック戦の花形武器だが、取り扱いには各武器毎の注意が要求される。

PAR-13 超大型粒子砲

装備しているメック Esher(インストールされているため砲塔の入手が必要)

開始直後でもEsherと共に手に入れることのできる重火器。
Esher本体の性能が低スキル向けではないため、大抵序盤で本体ごとお別れすることになるのだが、実はそこそこ強い。
ANTIAIRによる敵を選ばない命中精度と、108という割合長距離にも対応し得る射程のため、
上手くEsherから取り外すことができれば主に対空兵装として悪くない活躍を見せる。
火星王女の専用機にも二門ほど載せてやると、かなりの頻度でOverloadした敵メックが拝める。

大型ロケットポッド

装備しているメック Wraithなど

トラウマメーカー。Gyoriアリーナなどで戦闘開始直後12発のこれを食らい、一瞬で大破した覚えはないだろうか。
弾数でのバリエーションが複数あるが、Wraithのものが最も多い12発入りで、狙うならこれ。
何が強いかと言うと、まず何より軽い。軽すぎる。12発入り全弾詰め込んでもたった3.5t。
そして射程が長い。とにかく長い。初期位置からでも相手に届く。
最後に攻撃力。発射数を調整することでDC14x10が1回から最大12回。14x10が12回。
あとついでにSPDもそこそこ。
唯一の欠点である命中も、(ミサイルなので)高めやすいSEのステータスが適用されるため、通常兵器より高くなる。
欠点らしい欠点が無くしかも中盤前から入手可能というとてつもない武器。
実際運用する際には3発ずつぐらいで使っていけば程よく持たせられる。3発でも下位メックなら瞬殺。

とにかく軽いので全身いたるところに装備して6発12発ずつ豪快に撃ちまくるメックも楽に組める。
節約を考えない味方でもこのメックなら手がかからない。武装がロケットポッドのみなら敵との距離も常に大きくとってくれる。
ただし、そんなに爆装しているとHarpy重ミサイルなどの一撃で丸ごと吹き飛ぶ恐れもある。
知ったこっちゃないぜと山盛り積み込みドヤ顔で連発しそして爆散するのも、それはそれでGearHead世界の正しい生き様である。

SWML-120 拡散ミサイル

装備しているメック Thorshammerなど 販売価格$120,000

これも弾数バリエーションの多い武器。最大はThorshammer脅威の120連装。
例によってSWARMの説明をしておくと、狙った敵の周辺ある程度の範囲内の敵全てに対し、
発射した弾をそれぞれに分割して攻撃を加える特殊効果。
範囲内に4機いて120発撃ち込んだなら、1機30発ずつ攻撃することになる。
範囲内に1機だけなら?120発全てがその1機に集中する。
もちろん全弾命中するとは限らないが、120発の攻撃に耐え抜くようなメックはほとんどいないだろう。
範囲攻撃としてよりは、単体相手の切り札として考えるのが良い。
ただし120発を全身にぶちまけた残骸から戦利品を期待することはできない。
とは言え一応、BLASTに無いSWARMの利点というものは有るので、範囲攻撃としても活躍する場面はある。
自分や味方を巻き込まないため、敵ドローンの掃除にはうってつけなのだ

なお、この武器もまた誘爆のダメージが致命的な重火器である。
120連装全弾の内部爆発に耐え抜くようなメックはほとんど、というかいるはずがないだろう。
装備箇所には注意したい。

撹乱ミサイル

装備しているメック Gobuksan(胴体装甲にインストール)など

HAYWIRE効果を持つ数少ないメック武器。弾数バリエーションの最大はGobuksan胴体装甲の8発入り。
電子戦スキルによる敵メック混乱という強力な補助はもちろん、
ANTIAIRと射程、そしてSE補正込みで最大級となる命中精度を生かし、純粋に対空火力として、
あるいは頭部コクピットや爆薬積載箇所の狙い撃ちのために使ったりもできる。
スナイパー@にとっては混乱効果まで合わせもつ確実な一発となるだろう。
DCの低さは相対的な誘爆リスクを少なくしてくれているため、かえって嬉しい要素と見ることもできる。
電子戦スキルが無くとも積み込んでおく価値のある、大型ロケットポッドとはまた違う方向で優秀なミサイルである。

RG-16大型レールガン

装備しているメック OverkillSavin(軽量版) Maanji 販売価格$85,900

DC16x10、BV4。つまり16x10というピックアクス並の大打撃を一度に四発も撃ち込む武器。強い
弾数は60で常に最大BV分発射し続けるなら15回撃てる。
その威力のかわり射程は84と重火器の中では短い方であり、メインとして使うなら積極的に接近する必要がある。
重火器ならば遠距離攻撃という向きにはそぐわないのが欠点。しかし強い
Savinの持つものはMaanjiのそれよりかなり軽量化されているので、狙うならこっち。
小火器にも比肩しうる取回しの良さと圧倒的な攻撃力の高さとで、重火器の中でも特に愛用される武器の一つである。
単発で使用することにより、スナイパー@の中距離戦用武器としても使えたりする。

大型レーザー

装備しているメック Longman

DC20x10、射程120。ACC・SPDともに良好のまさにレーザー砲をそのまま二倍にしたような武器。
使い勝手が良く高威力なためついつい連射してしまうのだが、
高出力エンジンでも無いかぎりあっという間にOverloadとなってしまうだろう。
とはいえ本当に強いので、この武器のために専用Ovaknightを組み立てる価値はある。
ちなみに、手っ取り早く大型レーザーの威力を確認したい人は悪事に手を染めてみると良いだろう。
Longmanに乗った賞金稼ぎが嫌というほど教えてくれる。

重ミサイル

装備しているメック Harpy

DC15x10、BRUTAL BLAST。範囲内の敵を丸裸にしてしまう武器。
今さらだがBLASTの説明もしておくと、威力を分散した回避困難なダメージを全身に与える効果。
BLAST属性攻撃(とLINEやSCATTER)の回避は特殊な手続きを要求し、それがこの攻撃を回避困難にしている。
その手続きとは、通常の回避命中判定の後、回避側が勝っていたなら、
BLAST攻撃のダメージを半分にし、そして回避側の回避判定も半分にし、再度回避判定を行うというもの。
それでも回避側が勝っていたなら、ダメージをさらに半分にし、回避判定をさらに半分にし、
以後最終的に回避側が負けるまでこれを繰り返す。
そしてBLAST属性攻撃のダメージは、それが一発15x10DCの攻撃であれば、百五十発1DCの攻撃に変換され、
その百五十発が対象の全身にランダムに振り分けられる。
BLASTのしくみはこのようになっている。誰だこんな攻撃考えた奴
そしてこの重ミサイルが数あるBLAST武器の中でも特に強力なのは、BLUTALという効果までついているため。
せっかくだからBLUTALの説明もしておこう。これは装甲へのダメージを二倍にする。終わり。
そういうわけで哀れな犠牲者(犠牲メック)は全身の装甲をズタボロにされ、
装甲が受け止め切れなかったダメージ(大抵かなり大きい)で中身もボロボロになるのだ。
この武器の欠点は弾薬費がやけに高いこと、そして言うまでも無いが戦利品の減少である。

GR-24大型ガウスライフル

装備しているメック Fortress Savin

これぞスナイパーライフル。頭を吹き飛ばしたら余剰ダメージで胴体も潰れちゃった☆という武器。
DC24x10、最大射程144。
弾数は10と装弾されている分だけで一戦しのぐのは厳しい。
かといって何本も装備できるほど軽くはないので、使うなら余分に手に入った分から弾倉だけ取り外して集めよう。
せっかく集めた弾倉を戦利品と一緒にうっかり売ってしまわないよう注意。(注意しても頻発するのだが)
SPDの違いでバリエーションが二つあるのだが、狙うべきはFortressSavinが持つSPD2の方。
この武器には攻撃力だけではなくロマンとかロマンとか色々なものが詰まっている。
EsherやGobuksanを大改造してこの武器を載せ、スナイパー道をひた走る@は後を絶たない。

Monsterアサルトキャノン

装備しているメック Chimentero

DCは22x10と大型ガウスライフルよりも少し劣る。SPDは1しかなく、ACCに至っては実に-2ものペナルティを受ける。
その上射程は小火器並のたった60。重量もかなり厳しい13.5t
ところがBVは5である
たった一箇所おかしな数値がまぎれこんでいたばかりに、欠点だらけのこの武器は壊れ性能の超兵器になってしまった。
スキルさえあれば近接戦において無類の破壊力を発揮する重火器であるが、
一本のみですら機体構成を圧迫するその重さに加えこのSPD。
移動要塞のような超重メックに数門混ぜて近接戦に備えるとか
あるいはこの武器だけ二つ三つ装備した強襲型メックを作るとか
活用のためにはメック工学的な挑戦が必要となる、かもしれない。
ちなみにSWARM効果までついていたりするので、中級メック集団ならボーリングのピンのように薙ぎ倒せる。
ただし、そのSWARM効果のため、急所狙いスキルおよびスナイパータレントはたとえ単発にしても適用外。
スナイパー@にはどこまでも向いていない武器である

フェイズ・バブル

装備しているメック Argoseyer

古代メックArgoseyerの主砲。強い(DC22*10+広範囲Blast)、射程が長い(168)、そのくせ軽い(3.5t)
と三拍子揃った強力な武器……その分失うものもあるが。
SPDは低くOverloadの危険性も高い、ついでに撃つたびにMeを10消費する。
ただしそれらがあまり問題にならないほど強い、一発打てば敵メック群に大打撃を与えられるだろう。
核と違って弾薬費もかからんし。
メック工学がある程度あればArgoseyerから外せるので自分の好きなメックでぶっ放そう。
隠れながら撃つなり文字通りの必殺技として使えばOverloadも大きな問題にならない。
最大の問題はArgoseyerの入手難度だが。


その他


スモーク・ランチャー

装備しているメック Thorshammer等

Cover領域を展開する、使い方もその第一印象の通り、正しく煙幕。
SDL版では天高く上る煙で表現されるのだが、さすがに飛行・ジャンプしているメックにはCover効果は無い。
また高台にも上手く展開できないことが多い。近くの平地に使って拡散したのを拾う感じで、まあ何にせよ難しい。
森林に入れないGobuksan等の走行メックが平地で遮蔽回避ボーナスを得たり、
高機動軽量メックが忍術を駆使してオーバーキルダメージを叩きだしたり、
その他もろもろ、ただの煙ではあるが実に熱い使い方のできる武装である。
ただしCover効果は自分から見た敵についても(飛行・ジャンプを除いて)同じだけかかるため、
隠密スキルによって敵から自分が見えていない場合の命中ボーナス(長いが仕方ない)が無いのであれば
基本的に敵味方双方の命中率を下げる効果である点には留意したい。
あと自分の察知スキルが少ないと敵の側にその隠密ボーナスがついて逆に危なかったりする。
とにかく使い手に相応のスキルを要求する武装である。しかしメック乗りならば使いこなしてみたいところ

ドローン・ランチャー

DC5*10のコンバット・レーザーを備えた自律メックを射出するメック兵器。メック戦における毒ガス級武器
最大の12機搭載型はChimentero本体にインストールされている。運が良ければランチャーだけ売ってることもある。
搭載数の少ないものでも劇的な効果を発揮するので、使うつもりならドローン・ランチャーと見えた瞬間買いで良い。
その使い方はいたってシンプル。自分のいる場所よりも敵に近い場所に(あるいは敵に直接)撃ち込むだけ。
敵は見えている範囲で一番近くの相手を優先的に狙うため、ドローンが全滅するまでの間自分の安全は保障される。
群がるドローンのレーザーに装甲もスタミナも削られていく敵を一方的に攻撃する
あるいは小分けにばら撒いて重ミサイルなどを弾切れさせる
攻防一体の壁としてあまりにも優秀なため、ドローンの最大数さえ揃えれば後は敵味方動きの無い安全な戦闘がひたすら続く。
この武器唯一にして最大の欠点が、そうして戦闘が単調になることである。

しかし毒ガス同様のポジティブな使い方もできる。
特にトラック護衛依頼では、ドローンランチャーのあるなしで絶望的な難易度にいくばくかの可能性が生まれたりもする。


弾倉

DCが同じ武器同士はそれぞれ弾倉を共有できる可能性がある。
その仕様を利用して、徹甲バルカン砲や重さ0の火器などを作ることができるのである。
特に重さ0の火器はゲームバランスさえ破壊するシロモノなので、弾倉交換はある程度そのつもりで行うこと。
※最新版1.100 rev.19の更新により下記内容が一部装弾数が減ったり(小核ミサイル)逆に増加(大型レールガン)するケースが出ました、まだすべては検証されていません

  • Lキャノン弾倉(電磁)(榴弾)
装填されている武器 Phoenix所持のLキャノン

弾倉交換をゲームの側で主要素にしている珍しい武器弾薬。
Lキャノン(電磁)はHAYWIREを効果として持ち、Lキャノン(榴弾)はBRUTALの爆発を起こす。
どちらも他の小火器には真似できない芸当をやってのける器用な弾薬である。特に重火器を持たない場合の(電磁)は嬉しい
残念ながらなのかどうなのか、敵としてでてくるPhoenixは弾倉交換というせっかくの技が使えない。
ちなみに、店売りの大型オートキャノンに対応しているので、たったの0.5tの重量から4連射する恐るべき武装が誕生したりする。

  • ブレイカーキャノン用弾倉
装填されている武器 Zero Savin所持のブレイカーキャノン

弾倉を取り外し他の武器に装填してみても面白い。Centuryの内蔵オートキャノンに装填すればSPD3の近~中距離用切り札ができあがるし、
店売り超大型オートキャノンに付ければBV4で2.0tの恐るべきウェイトパフォーマンスを持った砲に化ける。

  • バトルキャノン用弾倉
装填されている武器 Ovaknight腕部装甲内蔵のバトルキャノン

みんな大好きバルカン砲の友。
バトルキャノンの能力であるANTIAIR ARMORPIERCINGのうち、ARMORPIERCINGは弾倉の能力である。
したがってこの弾倉を取り外し、BV8の大型バルカン(Jos)等に装填してやることで
DC5x10、BV8 ARMORPIERCINGという終盤においてもあなどれない威力の小火器が生まれる。
終盤近距離戦用小火器の有力な選択肢になるだろう

  • スラグキャノン用弾倉
装填されている武器 Joust腕部にインストールされているスラグキャノン

DC2x10、重さ0である。
DC2x10程度で有用な火器は?と聞かれてすぐピンと来るあなたはきっと戦車乗りなのだろう。
そう、Gobuksanのポッドに内蔵されている迎撃火器のオートキャノン
それにこの重さ0のスラグキャノン用弾倉を装填することにより、重さ0の迎撃火器が出来上がるのである。
いったいどんな理屈で重さが無いのか、そんな細かいことはこの際どうでも良いだろう。
たったDC2x10のくせに、まごうことなきバランスブレイカーである。

  • フレイムキャノン用弾倉
装填されている武器 Thorshammer所持のフレイムキャノン

DC16x10、フレイムキャノンのBLASTそしてBURN効果はこの弾の方にある。
ある時誰かが気づいてしまったのである。RG-16大型レールガンもまたDC16x10だったと。
かくしてDC16x10 BURN効果のついたBLASTを一度に4発も叩きこむ、真のフレイムキャノンが誕生した。強い
幸いなのか残念なのか、フレイムキャノン用弾倉自体が2tと結構な重さを持つため、
軽量版大型レールガンに装填したとしても8.5tと、BLAST武器の中での重量比効果は微妙なところである。しかし強い
また装弾数もフレイムキャノン弾倉の側の25が限界らしい

  • 小核ミサイル用弾倉
装填されている武器 Gigas所持の小核ミサイル

20x10のミサイル。これ整地ミサイルに積めるんじゃね?と思った@がいたそうな。
それまで誰も気づかなかったのかもしれないその方法により、
Gigas所持の一発撃ち切り小核ミサイルから、最大4発装填可能な小核ミサイルを生むことが可能となった。
さすがに最終盤の敵武器そして最大の弾薬費であるから、色々極まってしまった@のお遊びにしかならない、かもしれない。


メック格闘技

なにゆえメック用*武器*紹介ページにメック格闘技の項目を、それも「その他」のさらに下に追加しなければならないか。

メック用シールドの回避判定はメック格闘技を用いるのだから仕方ない。

通常メック盾防御のためだけに伸ばされるメック格闘技であるが、
中には本当にメックカンフーで名を上げたいという@もいるだろう。
腕や脚や尻尾だって立派な武器であることだし、そんな@のために格闘戦の注意を一応挙げておくと

とりあえず、格闘攻撃最大の敵は敵の防御である。
具体的にはエネルギー白兵武器によるパリイ、それからビームシールドによるブロックが相当する。
これらの防御を受けてしまった場合、攻撃に使用した腕脚は損傷してしまう。
敵からの攻撃を全て避けているのにいつの間にか腕も脚も無くなっている、ということが稀によくある。
メック格闘技でそうした武装を持つ相手と戦うには、
圧倒的なスキル差か、
あるいは、格闘攻撃以外の攻撃手段で、その危険な白兵武器やビームシールドをいったん使用させ
再使用可能になるまでの隙に蹴りをつける、という戦術が必要となる。
圧倒的なスキル差というのは非常に難しいものなので、
メック格闘技専門といえども、特に白兵武器対策に白兵武器を用意しておくことは強くお勧めしたい。
白兵武器はとにかく使って相手が防御してくれれば良いので、それほどスキルを上げる必要は無いだろう。
ただ回避判定の段階で回避されると白兵パリイもビームシールドも使用させられないので、
狙うなら白兵スキルを全く持たないというわけにもいかない。このあたりの塩梅は@のこだわり次第

盾である。

盾は基本防御ボーナスとして5を最初に持っており、
例えば防御力+1や-4と書かれているものは、それぞれ防御ボーナス+6と+1を意味する。
盾防御ボーナスはMVのようなものと思えば良い。盾防御スキルロールにその数値のまま加算される。

注意しなければならないのは、防御ボーナスは高ければ良いというものでも無いということ。
いや高いにこしたことは無いのだが
解説すると、防御ボーナスだけ命中が下がってしまうのである。
盾を持つ腕に装備されている武器の命中は盾防御ボーナス分減らされてしまう。防御力+0でもかなり大きなペナルティとなる。

であるから、Corsairのショルダーシールドを役立たずと呼ぶのは止めてあげて欲しい。
あれは武器スキルの未熟な新人にも配慮された、動きやすさ重視の盾なのである。
それに盾が無ければそもそも盾防御判定が発生しないので、無いよりはあった方が良いに決まっている。

防御ボーナスによる命中低下を回避する手段として、
まずは盾専用の腕等を用意することが一つ。この手段はMVなどとの兼ね合いが難しいところだろう。
もう一つ、実体盾にインストールされた武器に限って、命中ペナルティを免除されるという仕様がある。
ビームシールドは軽くて壊れにくくて便利なのだが、どちらかといえば実体盾と武器インストールの組み合わせがお勧めである。

ちなみに盾防御力最大はCommand Chameleon脅威の+3。月の技術は本当に宇宙一なのかもしれない。
ただしこの盾かなり重い。3tを超える
実体盾にも0.5tとビームシールド並に軽いものはあるので、いくら+3でも実用は厳しかったりする。

尻尾である。

なぜ尾なのか
それは尾が360度格闘攻撃可能な格闘武器であると同時に、*盾装備可能*なパーツだからである。

Esherを始めとするArachnoidそしてWasp等のOrnithoidは
この尾がインストールされることで盾防御という恩恵を得ることが可能なのだ。
特にArachnoidはどうしてもMVが低くなりがちなので、尾によるMVマイナスを受け入れてでも盾防御を考慮する価値はある。

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最終更新:2021年07月12日 21:04