クロニカ学習帳 Sound Horizon用語辞典
聖戦と死神:Chronicle 2nd 「聖戦と死神」考
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■聖戦と死神(オッフェンブルグの戦い) 「眩暈がする程の血の雨の薫に咽ぶことなく その男は笑っていた… 」 ……………… 寄せ手は、フランドル王国軍。野心家である国王キルデベルト6世の命を受け、プロイツェンの国境を突破し、強略と殺戮を繰り広げる。
現在のオッフェンブルグは、広大な「黒い森(シュヴァルツバルト)」の懐にある、小規模の都市だ。<ガリア>の中のオッフェンブルグの描写は、とにかく血の匂いと炎のはぜる音、死体がゴロゴロ転がっているという程度のものでしかないが、おそらくは三方に森林を頂く平均的な町城であったに違いない。 ――敵味方にとって悪夢のような殺戮が終了し、生きている者が居なくなった市街に、ただ一人立ちつくしている男がいる。
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